「世界で一番大切な愛しい息子。しかし、いずれは私の元から巣立ってしまう…。もしも、もしも息子がペットだったなら、いつまでもこの手元に置き、可愛がる事が出来るのに…」私の中の強すぎる母性は、やがて歪んだ征服欲へと変化し…そして、自らの欲望を埋める為、私はある行動に出たのです。幼い頃からの私の夢は、水槽いっぱいの可愛らしい魚に囲まれて暮らす事。それは同時に、愛玩対象を逃げられない環境に囲いたいという、私の征服欲の現れでもあったのです。そんな自分の気持ちに気付かずにいたからこそ、今日まで良き母を演じて来れた。それなのに!洗濯物に紛れた息子の下着に雄の痕跡を認めた時、私の母性は音を立てて崩壊してしまいました。