某国軍事研究所に勤務する小泉ひなのは、研究者という表の顔とは別に“青い狼”というコードネームを持つスパイの顔を持っていた。ある日、彼女は研究所の主要データを盗み出すためにデータのコピーを試みるが、度重なる緊張と日ごろの疲れから誤って感電してしまう…。目を覚ました彼女に待ち受けていた運命は“記憶喪失”だった。共に働く博士や、研究所の施設、さらに自分がスパイである事さえも忘れてしまった彼女は軍・相棒のスパイ両方から存在を疑われるようになる…。数々の電気治療・拷○を受けても記憶を取り戻せない彼女に待ち受けていたのは…。