古い和室の中に白い長襦袢姿の女(早乙女宏美)が正座させられ、濡木痴夢男の麻縄によって、激しく非情に後ろ手高手小手に縛られます。斜め縄まで掛けられて荒れた冬の庭へと引き出されるのです。立ち木に縛りつけられ、さらしものの哀艶ポーズ、砂利を敷いた庭に寝かせられ、両足を広げての竹棒縛り。これは○問味のある人の字縛りです。髪の毛縛り、縄の猿ぐつわ、乳房を下駄の足で踏む乳房責め。日本の責め絵の構図の中に、被虐によって快楽にうめき続ける女の表情が美しく可憐に花を添えます。再び部屋に戻り、竹棒を横に固定した梁に吊るされた女は、さらに厳しい縄を受けて悶えます。ぎっちりと詰め物をした白布の厳重二重猿ぐつわ。髪の毛を縛って吊る髪の毛吊り。そして尻を剥き出しにしてのムチ打ち。息つくひまもなく連続した責めがようやく終わり、縄を解かれた女が猿ぐつわをはずし、自分で口の中の詰め物を取り出す瞬間の被虐の美しさを、どうかお楽しみ下さい。