グレイのブラウスとスカートを身に着けた桂木綾乃を、細紐を使ってじっくりと後ろ手に縛っていく濡木痴夢男。柔軟で官能的な女の肉体は縄に敏感に反応してくねくね悶え、被虐のエロチシズムがたちまち濃厚に発散していきます。衣服を乱し、スカートを剥ぎ取ると、白い悩ましいショーツ、もっこりといやらしく盛り上がった下腹部。そこへ強烈な股縄が、ぐいぐい、グリグリと掛けられます。恥骨を圧迫し、がっきりと割れ目に食い込む非情な股縄にうめき声を上げてのけぞり反応する女。太腿と足首を片方だけ縛って高く吊り下げる責めが、この股縄の食い込みの凄さを鮮明に見せます。この嗜虐の光景を見ていた75歳の男がたまらず女の股間に顔を押し付け、吸いなぶります。男の唾液が濡れる白いショーツ。両手首を頭上に縛って臍なぶり。竹棒を使って両足開股縛り。乳房乳首なぶり。ショーツを下ろし、尻をむき出しにしてのムチ打ち。エロチックな泣き声と、涙に濡れる痛々しい表情。緊美研独特のフェチズム描写と股縄責めの濃密な描写で終始する力作です。