インテリ社長秘書の瞳は、社内でも信頼を寄せられる人材だった。そんな彼女にも誰にも知られたくない秘密があった。それを唯一知るのは、部屋の男たち。幾度となく部屋に呼び出されては、自身の弱みに付け込まれ、不本意ながらも服○せざるを得なかった。この忌々しい関係を今すぐにでも断ち切りたい。瞳はこの理不尽な男たちを恨み軽蔑していた。にもかかわらず、未だそこから逃れられずにいる。なぜなら、彼女は自分の本性に気づいてしまったから。いつからか、慰み者にされ哀れで惨めな自分に酔いしれている。ただ、これを認めてしまうのは自分のプライドが許さない。それでも男たちにはこの葛藤さえも見透かされてしまっている。どれだけ毅然と振る舞おうとも、本性を暴かれ、ただの欺瞞だと罵られる。心の奥底に潜む刹那。罵倒され侮辱され、カメラの前に嬌態を晒し、またしても男の足元に平伏してしまう…。